たい焼きと言えば屋台で、どら焼きは和菓子の代表的な存在として知られています。好き嫌いに関わらず、どちらも日本人なら一度は口にした事があるのではないでしょうか。ホットケーキミックスで生地を作れば、比較的容易に手作りも可能です(たい焼きは型が必要ですが・・)ほかほか出来立てを堪能してみたい方にはたまりませんね。
たい焼き、どら焼きとは
焼き菓子と和菓子、それぞれ違うカテゴリに分類されるものの似た食べ物と言う印象が強い料理。あんこを包んでいると言う共通点を持ちますが、生地についてはたい焼きは小麦粉や卵を型に流して焼いた物を、どら焼きはカステラ生地を用いているのが特徴です。どちらも殆どの人は口にした事のあるメジャーな存在で、今も高い人気を誇っています。特に好きと言う訳ではない人でも、時々食べたくなりますよね。そんな感じを受けるどこか懐かしい食べ物です。
たい焼き・どら焼きコラム(起源)
たい焼きは今川焼きと似た焼き菓子で、その起源も今川焼きが携わっています。1909年に神戸清次郎と言う人が考えたものがたい焼きの原型と言えます。ただし、それは「鯛」の形ではなく「亀」の形だったのです。しかし、それが全く売れなかったので高価なイメージであった鯛を用いてはどうかと考えたのです。そして鯛の形で今川焼きを焼いた物を「たい焼き」と名付けたのでした。このお店から大ヒットとなった「およげ!たいやきくん」も生まれたのです。
一方のどら焼きについては様々な説がありますが、最も有力な説はご存知の通り銅鑼(どら)の形に似ている事とされています。
簡単たい焼きレシピ
たい焼きのレシピ
材料
ホットケーキミックス:120g
牛乳:120cc
卵:1個
あんこ:120g
作り方
- ボールにホットケーキミックスをふるいいれ、卵と牛乳を加えて泡立て器で混ぜます。
- 粉っぽさが無くなったらボールにラップをかけ、室温で30分前後置きます。
- 生地を軽く混ぜてから、油を敷いた型に流し入れて次にあんこを万遍なく乗せます。
- 蓋をしたら一度ひっくり返し、弱火の状態で何度かひっくり返して両面を焼き上げれば完成です。
りんごカスタード入りたい焼きのレシピ
材料
ホットケーキミックス:100g
牛乳:120cc
卵:1個
あんこ:100g
カスタード:適量
りんご:適量
サラダ油:適量
作り方
- カスタードが無い人は最初にカスタードを作ります、ここから使用する材料は上記で表記していませんので注意。
- 耐熱性のボールに卵黄2個とホットケ-キミックス大さじ1、グラニュー糖大さじ4を入れます。
- サッと混ぜたら、牛乳150ccを加えてよく混ぜてからラップをかけてレンジで1分加熱。
- その後適度にかき混ぜたら同じ様に1分加熱→かき混ぜるを2回繰り返してカスタードクリームの完成です。
- (カスタードがある人はここから)ボールにホットケーキミックス・卵・牛乳を入れて普通に生地を作ります。
- たい焼き機に油を塗り、生地を3/4を目安に流し入れてからカスタードとリンゴ、あんを乗せてから再び生地を流します。
- 蓋をしたら弱火にし、クルッとひっくり返して両面を焼き上げて完成です。
簡単どら焼きレシピ
オーソドックスなどら焼きのレシピ
材料
ホットケーキミックス:200g
牛乳:150cc
卵:1個
小豆:200g
砂糖:200g
水:1600cc
塩:少々
サラダ油:適量
作り方
- 小豆を水800ccで茹で、一度煮上がったらあく抜きをしてからお湯を捨てます。
- 再び残りの水を加えたら柔らかくなるまで茹で、砂糖と塩で味を整えます。
- 鍋をゆすりながら焦がさない様に注意し、出来上がったらザルなどに盛っておきます。
- ボールにサラダ油以外の材料を加えて生地を作り、それを油を敷いたフライパンで両面しっかり火を通します。
- 生地に粒あんを乗せてから違う生地でサンドし、同様に作っていけば完成です。
白玉チーズどら焼きのレシピ
材料
ホットケーキミックス:200g
白玉粉:50g
牛乳:150cc
卵:1個
プロセスチーズ2個
作り方
- 室温に置いたチーズを適度な大きさに切り、ホットケーキミックスや卵・牛乳と一緒にボールに入れます。
- サッと混ぜたら白玉粉を水に溶き、耳たぶの固さを目安に捏ねます。
- 小さめに丸め、沸騰した鍋に加えたら浮き上がるのを待ちましょう。
- 浮き上がったら冷水につけ、水気を切っておきます。
- 熱したフライパンに油を敷き、生地を流し入れて10cm程度の大きさで焼きます。
- 両面に火を通し、同様に生地を焼き上げたら生地にあんこを少し乗せます。
- その上に白玉を乗せたら再びあんこを乗せ、生地を乗せてサンドします。
- 他のも同じ様に挟めていけば完成です。