ベルギーワッフルなどの人気が広まった事で、広く知られる様になったワッフル。今ではワッフルメーカーさえあれば、家庭で誰でも簡単に作れる様になりました。元々材料を混ぜて焼くだけと言う単純な手順で作れますが、ホットケーキミックスを使うとより簡単に作る事が可能です。ただし、ホットケーキミックスそのものの甘味がありますので、甘くないワッフルを作りたい人にはあまり適していません。
ワッフルとは
色々な場所で見掛る事も多い焼き菓子の一種。日本ではワッフルと言う名称で親しまれていますが、これは英語読みであって「ゴーフル」や「バッフェル」と呼ばれている国もあります。語源はドイツ語で「蜂(蜘蛛)の巣」を意味しており、その意味通り巣を意識したデコボコの形状をしているのが特徴です。数年前にベルギーワッフルがブームとなったので食べた事のある人も多いでしょう。今や専門店まで登場して日常的に食される事も多く、自宅のワッフルメーカーを使って朝食に用いる人も少なくありません。沢山作り置きにして、レンジでチンすれば毎日ホカホカのワッフルが楽しめます。
新しい存在に思われる事も多いですが、ワッフルそのものは5世紀頃には原型となるものが登場した非常に歴史の古いお菓子なのです。その後13~15世紀にかけて世界各国へと広がっていったと伝わっています。日本に伝わったのは明治時代と意外と古いのですが、当時は今の様に受け入れられませんでした。その後、カスタードを挟んだタイプのものが登場して徐々に浸透して現在に至ります。
ワッフルコラム(ワッフルの種類)
私達が普段よく目にしているワッフル、属に言う「ベルギーワッフル」と呼ばれる種類。丸い形状にジャリジャリとした砂糖の食感が特徴的ですね。ただし、それ「リエージュ風」と呼ばれるもので、本場では屋台で売られ歩きながら食べるのが主流です。ワッフルは大きく分けると、今紹介した「リエージュ風」、そして「ブリュッセル風」に分類されます。それに加えてベーキングパウダー(他のタイプはイースト)で膨らませる「アメリカン風」も存在します。更にリエージュの中でも少し固めの「クッキータイプ」、そして生クリームなどをサンドする「ソフトタイプ」が存在します。ホットドッグ等の様にカスタードをサンドしたタイプのものがこれに当たります。
一方のブリュッセル風の方はと言うと、四角い形状で外はさくさく・中はふわふわの食感を持っています。大型サイズのブリュッセル風ワッフルの場合は「クリスピー風」と分類されるケースもあります。これらを考慮し、店頭で購入する際はどんなタイプか、自分の好きなタイプかチェックしてみると良いかもしれませんね。以前ワッフルを食べたけど好きになれなかった人でも、違うタイプの物ならお気に召すかもしれませんよ。
簡単ワッフルのレシピ
ワッフルのレシピ
材料
ホットケーキミックス:200g
バター:40g
牛乳:120cc
卵:1~2個
サラダ油:適量
生クリームやフルーツ:お好みでどうぞ
作り方
- レンジを使うか室温でバターを溶かし、ボールにサラダ油以外の材料と一緒に入れます。
- 泡立て器でしっかりと混ぜ、ダマが無くなったら熱したワッフルメーカーにサラダ油をよく塗ります。
- 両面をしっかり焼いたら器に盛り、お好みで生クリームなどを添えて完成です。
おからワッフルのレシピ
材料
ホットケーキミックス:150g
おから:50g
牛乳:130cc
卵:1個
サラダ油:適量
ヨーグルト:適量
作り方
- ボールにホットケーキミックスと卵、牛乳を入れ、よく混ぜ合わせます。
- おからを加えて均等に混ぜ、サラダ油を塗ったワッフルメーカーに流し込みましょう。
- しっかり両面を焼き、器に盛ってヨーグルトを沿えて召し上がりください。
かぼちゃワッフルのレシピ
材料
ホットケーキミックス:200g
強力粉:50g
かぼちゃ:1/4個
卵:1個
砂糖:60g
アーモンドプードル:50g
マーガリン:50g
牛乳:120cc
サラダ油:適量
作り方
- かぼちゃを適度な大きさに切り分け、電子レンジで柔らかくします。
- 同様にマーガリンもレンジで溶かしておき、かぼちゃの皮を除いてからフードプロセッサーでペースト状にします。
- 2に砂糖を加えたら再びスイッチを押し、今度は残りの材料全て加えてからスイッチを押して混ぜます。
- しっかり混ざったようなら、焦げない様にする為サラダ油をメーカーに塗ります。
- ワッフルメーカーに流し込んで両面カリッと焼き上げれば完成です。